「アダプトゲン」という言葉をご存知ですか?
健康に関心の強い方なら聞いたことがあるかもしれません。
アダプトゲンとは・・・
トラウマ、不安、肉体的疲労などのストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブである。
引用元:wikipedia
つまり、肉体だけでなく、トラウマや不安などの精神面にも働くハーブということですね。
さらにアダプトゲンの定義としては、
1968年、Israel I. BrekhmanとI. V. Dardymovは正式に次のような実用的な定義を発表した。①服用者に無害であること ②非特異的な反応を示すこと―つまり物理的、科学的、生物学的な様々なストレス因子に対して抵抗力を高めること ③生理機能を正常化すること;標準値からどの方向にずれても正常値に戻すこと
引用元:Wikibedeia(同上)
簡単に言い換えると・・・
①副作用が無く無害(適切な量の摂取の場合)
②何か特定のストレス因子に対して効果があるのではなく、下記のあらゆるストレスに対して抵抗力(耐性)を高める
- 物理的ストレス:温度(寒冷・高温)・騒音・気圧・放射線など
- 科学的ストレス:薬物や有害化学物質・排気ガスなど
- 生物学的ストレス:炎症・ウィルス感染・疲労など
③亢進した機能の働きを抑えたり、低下した機能を高める働きをし、どちらのズレに対しても働く。つまり病理的状態の性質に関係なく正常化する影響を持つ
このような働きを持つハーブのことを「アダプトゲン」といい、重要なハーブ約5000種のうち、このアダプトゲンにあたるハーブは25種類程度だそうです。
ホーリーバジルはこのアダプトゲンに入ります。他には例えば・・・レイシ・冬虫夏草・ウコン・高麗人参などなど。
その中でもトップクラスなのがホーリーバジルなのです。ミラクルハーブと言われる所以ですね。
参考文献:Plant adaptogens H Wagner, et all – Phytomedicine, 1994