ホーリーバジルには様々な品種があります。
今回は代表的ないくつかの品種をご紹介します。
画像元:Tulsi: A holy plant with high medicinal and therapeutic value
シャーマトゥルシー(クリシュナトゥルシー):「黒いホーリーバジル」の意味。葉や茎が成長と共に赤黒っぽい紫色になる
ラーマトゥルシー(ラクシュミートゥルシー):真正のホーリーバジル。葉が淡い緑色なのが特徴。「白トゥルシー」とも呼ばれる
ヴァナトゥルシー:「野生のバジル」の意味。上記の品種以上に芳香が強く、毒素を中和する効能も高い。
このあたりが代表的なホーリーバジルの品種です。でも写真にあるカプールトゥルシーなど、まだまだ他にもあるようです。実際、私たちが栽培しているのは上記の品種とは違う「オオヤトゥルシー」という、日本人の大矢さんが日本に合うように改良した品種を栽培しています。このオオヤトゥルシーについては、また次回にご紹介しますね。
いろいろ調べているとどうやらホーリーバジルは土地の影響を受けて変化していくようです。私たちも2015年に突如オオヤトゥルシーとは全く葉の形も色も違なり、どちらかといえばヴァナトゥルシー寄りの野性感の強いホーリーバジルが生まれたのを経験しました。
この新生ホーリーバジルは薬効が強いので、ウォータースプレーやハーブサウナ用パックに使用しております。浄化力抜群です。
調べれば調べるほど、奥が深くまた謎も多いホーリーバジルの世界です。
参考書籍:「奇跡のハーブ ホーリーバジル(トゥルシー)ーその薬効と治療法ー」
参考サイト:ハーブとスパイス大図鑑