みなさま、こんにちは!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

今日はホーリーバジルの含有成分シリーズ第2弾です。

前回の第1弾はこちらをご覧ください。

精油に含まれている成分のひとつ「リナロール」について書きたいと思います。

リナロールを多く含む代表的な植物には、ローズウッド、ネロリ、ラベンダー、ベルガモットなど…

どれも香りの強いのが特徴の植物ですね。

このリナロールには、鎮痛作用、抗不安作用、鎮静作用、抗ウィルス作用などがあることが知られています。

脳は沢山の神経細胞が互いにネットワークを繋いていて、伝達物質を介して情報をやり取りしています。

この伝達物質が出すぎたり出なかったりすることで、身体的・精神的に不調和が起こります…

また、痛みの情報を受け取り感じるのも脳です。

鎮痛や鎮静、抗不安のような作用が働く=脳に作用し調整される、ということなので、脳内にこの成分が到達しているということになります。

どうやって脳に伝達されるのか・・・??

このリナロールが脳に伝達される方法について、こんな記事を見つけました!

「香り」が痛みを軽減する脳の仕組みを発見

画像:上記サイトより引用

 

この記事によると、ラベンダーのリナロールですが、このリナロールが直接鼻腔から入り嗅神経を刺激して、視床下部にある特殊な神経(オレキシン神経)に作用するということが研究で分かったそうです。

この視床下部にあるオレキシン神経は自律神経の調節に深く関係しており、鎮痛・睡眠覚醒・体温調節・循環調節・摂食に関わるので、痛みが和らいだり、気持ちが落ち着くということに繋がるのでしょう。

実はハーブ(薬草)が放つ香りを体内に取り込む事は、とても重要なポイントだったんですね!

実際お客様から、ホーリーバジルティーを飲むことでホッとしたり落ち着く、ホーリーバジルサウナをした夜はとてもよく眠れた、痛みが落ち着く、という感想をいただく事が多いのですが、この「リナロール」も一役かっているのかもしれません。

是非みなさんも、香りを吸引して体内に取込むということを意識しながら、お茶やサウナを楽しんでみてくださいね✨✨

本日のまとめ:ホーリーバジルの精油成分には、鎮痛作用、抗不安作用、鎮静作用、抗ウィルス作用の「リナロール」が含まれている。リナロールが作用する神経が視床下部に存在する。

 

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参考文献・参考サイト
香り誘発性鎮痛の視床下部オレキシン神経による調節,柏谷秀樹,コスメトロジー研究報告(2016)24, 90-94
侵害受容と鎮痛制御においてオレキシン神経の活動が果たす役割―覚醒度によって痛みの感じ方が変化する仕組み― ,国立研究開発法人日本医療研究開発機構